生源寺龍憲、小西たかのり、浅地洋佑、金子駆大ら男子ツアー優勝プロが全員使用する『木の素振り棒』は何だ?

男子ツアー会場で、謎の『木の素振り棒』が流行っているという。早速、その練習器具を調査してみた。
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平均飛距離299.27ヤードを誇る新村駿が使っていたのは、エリートグリップが開発した木の素振り棒『ソリッドウッド』。長く細い野球バットのような形状で、今季男子ツアーで優勝している生源寺龍憲、小西たかのり、浅地洋佑、金子駆大ら、多くの男子プロが使用しているというから驚きだ。

どんな点がいいのかを新村に聞いてみた。「1~4までタイプがあって、重さが違うみたいです。ゴルフのグリップが差し込んであって、クラブみたいに振れます。何がいいかといえば、両サイドが角ばっていて平らなので、フェース面が意識しながら振れるんです。それが一番いいですね」。

エリートグリップに聞いてみると、やはりフェース面を感じられることが多くのプロに気に入れられているという。

「素振り棒で丸いものがありますが、それよりもフェース面を感じられて、スイング中にフェースが開いたり被ったりするミスを体感できるのがいいそうです。『フェース面がどちらを向いているかを感じないと、弾道がコントロールできない』という声があり、開発しました」(エリートグリップ広報)

ちなみに長さはタイプ1~4まで長さ1.15mで統一。【タイプ1】は重さ約675g、【タイプ2】は重さ約665g、【タイプ3】は重さ約540g、【タイプ4】は重さ約400gでラインナップしている。

「一番重いタイプ1はハードヒッターのショーン・ノリスプロ、永野竜太郎プロが使用しています。浅地洋佑プロはタイプ1とタイプ4の2本を持っていて、軽いものと重いものを交互に振っているそうです」(エリートグリップ広報)

ちなみに今後発売する予定があるものの、発売時期は未定。試したいアマチュアの方はしばしお待ちを!

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