去就注目のヴィルツ、リヴァプール移籍を決断か…クラブ間交渉でも合意が期待?

 レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが、リヴァプールへの移籍に近づいているようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』やドイツ紙『ビルト』などが伝えている。

 現在22歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。昨シーズンはブンデスリーガ史上初の無敗優勝やDFBポカール制覇に大きく貢献するなど、ここまで公式戦通算では197試合出場で57ゴール65アシストを記録しているが、複数クラブから関心が寄せられており、去就には注目が集まっている。

 バイエルンやマンチェスター・シティなどから関心が寄せられていたなか、今回の報道によると、リヴァプールがヴィルツの獲得に向けてレヴァークーゼンと交渉中であるという。

 かねてよりバイエルンとも交渉が進行中と噂されていたヴィルツだが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏や移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者などによると、すでに同選手はリヴァプールに移籍することを決断して個人合意に達しており、これをバイエルンにも通達したようだ。

 残すはクラブ間での合意となっているが、リヴァプールは近日中に正式オファーを提示する予定で、当初から国外への売却を望んでいたレヴァークーゼンもリヴァプールと合意に達することができると非常に楽観的になっていることが伝えられており、ヴィルツのリヴァプール移籍が迫っていることが明らかになっている。

 なお、以前よりレヴァークーゼンは1億5000万ユーロ(約243億円)の移籍金を要求していたことから、リヴァプールがこれに近い金額でヴィルツを獲得することになれば、クラブ史上最高額での補強となりそうだ。

 また、リヴァプールはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの後釜として、すでにレヴァークーゼンからオランダ代表DFジェレミー・フリンポンを3500万ユーロ(約57億円)の契約解除条項を行使して獲得することで合意していることもすでに報じられていたことから、ヴィルツも加入することになれば、同クラブから主力2選手を引き抜くことになるが、果たしてクラブ間で合意に達することができるのだろうか。

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