「自前の改造EVバス」じゃない! 西鉄ついに「新車の国産EVバス」を九州初導入

西日本鉄道は2025年5月19日、アイランドシティ自動車営業所(福岡市東区)に国産電気バスを1台導入しアイランドシティー~天神間にて運行すると発表しました。

都市高速走るかな??

 西日本鉄道は2025年5月19日、アイランドシティ自動車営業所(福岡市東区)に国産電気バスを1台導入しアイランドシティー~天神間にて運行すると発表しました。

 西鉄は近年、グループ会社の西鉄車体技術で既存のディーゼルバスをEV化した「レトロフィット電気バス」によってEVバスを増備。これを51台導入していましたが、今回導入する車両は、いすゞ自動車が開発した国内初のBEV(バッテリーEV)大型路線バス「エルガEV」です。

後輪の左右それぞれにモーターを内蔵した「インアクスルモーター」を採用し、低床化されたフロアと、バッテリーパックを屋根上と車体後部の床下に配置したことで車内前部から最後部まで段差のない「フルフラット」構造を実現しているのが特徴です。
 同車両は冬以降、全国でデビューが相次いでいますが、九州では西鉄が初導入とのこと。SNSでは都市高速での運用を期待する声も挙がっていました。

 運用の開始は5月24日から。西鉄は2030年度までに、グループ全体の約1割となる約250台の電気バスを導入する予定とのことです。

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