日本初公開! 自衛隊の「最大かつ最強な戦闘艦」ついに模型で披露!武装テンコ盛り細部までクッキリ

弾道ミサイル防衛の要になる装備です。

実艦は2027年度に就役の予定

 アメリカのロッキード・マーチン社は、2025年5月21日から23日にかけて千葉県の幕張メッセで開催されている大規模防衛・安全保障展示会「DSEI Japan 2025」において、海上自衛隊が運用予定の「イージス・システム搭載艦(ASEV)」の模型を日本で初めて公開しました。

 ASEVは、配備が中止された陸上配備型イージス・システム「イージス・アショア」の代替となる艦艇です。従来のイージス艦は、対空レーダーとしてSPY-1を搭載するのに対し、ASEVは「イージス・アショア」用だったSPY-7レーダーを搭載します。

 基準排水量は1万2000トン、速力は約30ノット(約55.6km/h)。動揺に強く、居住性も向上させる方針が示されています。乗組員は約240人となる見込みで、これまでのイージス艦より20%以上の省力化が図られます。

 建造数は2隻で、1番艦は2024年8月23日に三菱重工業、2番艦は2024年9月18日にJMU(ジャパン・マリンユナイテッド)と建造契約を締結。1番艦は2027年度、2番艦は2028年度の就役を目指すとしています。

 今回公開された模型では、船体の幅広さを視覚的に実感できるほか、船体中央部にはステルス性向上のためシールドで囲まれた箇所に艦対艦ミサイルが配置されているなど、これまでのイメージ図では確認できなかった部分の詳細が明らかになっています。

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