女子プロの“スイング完成度”ランキング 第4位は永久シードに王手がかかっているベテラン選手

今年もハイレベルな戦いが繰り広げられる女子プロの世界。そんな女子プロの中で“完成度が高い”スイングをしているのは一体誰なのか? プロコーチの南秀樹が第4位に選出したのは、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」にて通算29勝目を挙げ、永久シードに王手をかけた申ジエ(韓国)。一体どんな点を評価したのか?

個人的に大好きなタイプのスイングをしているのが申ジエプロです。フィニッシュのバランス感覚が秀逸で、番手が変わっても、いつも同じスイングをしています。

バックスイングはややアップライトながら、入射角は常に一定です。それもフィニッシュでいつも同じ位置に振り抜くことができているからだと思います。同じところに振り抜くために、自然とダウンスイングも揃ってくるというわけです。

フォローサイドを力強く振っているのも、多くの人に参考になります。左への踏み込み、腰の回転の仕方がポイントですね。程よい力感でレベルに回っています。オーソドックスなスイングで、ヘッドの入れ方で球筋を操ることができ、あらゆるシチュエーションでベストな弾道をチョイスできる。これが申ジエ選手の強さの秘訣だと思います。

■申ジエ
シン・ジエ / 1988年生まれ。韓国全羅道出身。昨年は優勝こそなかったものの、トップ10に4回入り、メルセデス・ランキング17位。さらに「全英女子」では2位タイに入る活躍を見せた。多くの女子プロに慕われ、ゴルフについて聞かれたら何でも答える。スリーボンド所属。

■解説:南 秀樹
みなみ・ひでき/プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。

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