セリエB残留争いに激震! ブレシアが勝ち点はく奪処分で、サンプドリアに残留プレーオフ参戦の可能性

 セリエBのブレシアは勝ち点「4」の減点をはく奪される予定で、18位で終えたサンプドリアが残留プレーオフに回る見込みとなっている。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。

 セリエB最終節が13日に行われ、サンプドリアはユーヴェ・スタビアと対戦。スコアレスドローで終えると、自動降格圏内の18位となり、セリエC降格が決定した。一方のブレシアは、ACレッジャーナに勝利を収め、勝ち点を「43」まで伸ばし残留が確定。最終的に15位でシーズンを終えていた。

 しかし18日にブレシアに給与支払いに関する問題が発覚。不正が確認されたことを受けて、同クラブに勝ち点「4」のはく奪処分が科される見通しとなった。もしポイント減点が正式に確定すると、ブレシアは18位に転落し、自動降格が決定する。

 セリエBのレギュレーションは、18位から20位までがセリエCへの自動降格となり、16位と17位が残留プレーオフを戦うことになる。ブレシアの降格が確定すれば、サンプドリアは17位に繰り上がり、サレルニターナとの残留プレーオフを戦うことになる。そして16位だったフロジノーネは順位を1つ上げ、自動的に残留が決定する。

 報道によると、当初18日に開催予定だった、サレルニターナ対フロジノーネの残留プレーオフのファーストレグは急遽延期が決定。残留プレーオフの対戦カードは、サンプドリア対サレルニターナに変わるようだが、現時点で新たな日程は未定となっている。
 

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