今夏の去就に注目の堂安律…CL出場のドルトムントやフランクフルトに加え、イングランド勢も関心か

 フライブルクに所属する日本代表MF堂安律は、今夏の移籍市場で去就に注目を集めている。18日、ドイツ『キッカー』が現状に見解を示した。

 ブンデスリーガ最終節が17日に行われ、フライブルクはフランクフルトと対戦。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を懸けた直接対決となった試合は、堂安が左足のボレーシュートで先制点を奪ったものの、その後3失点を喫し敗戦。フライブルクは順位を5位に下げ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。

 この一戦で得点を挙げた堂安は、リーグ戦での得点数を「10」に伸ばし、2桁ゴールを達成した。そんな堂安は、今夏の移籍を噂されており、フランクフルトやドルトムントが関心を示していると報じられている。

 ドルトムントのセバスティアン・ケールSD(スポーツディレクター)は、堂安について「彼はフライブルクにとって、とても重要な選手だ。来年もそこでプレーするかどうかはわからない。しかし他にも興味を持っているクラブがいくつかあるようだ」とコメント。堂安に関心を示していることを明らかにしつつ、「我々は多くの選手のプロフィールを確認している」と続け、獲得候補の一人であることを示唆した。

 またフランクフルトのマルクス・クロシェSDも、「彼がビーレフェルトにいた頃から関わっている選手だ。素晴らしい選手であるが、現時点で何かを言うことはないよ」と語り、関心へは否定しなかった。

 移籍先の候補として挙げられているフランクフルトとドルトムントは、最終節でいずれも勝利を収め、来シーズンのCL出場権を確保した。堂安自身もCLへの出場を希望しているとされている。また、『キッカー』はブンデスリーガの2チーム以外にも、「堂安は守備スキルが向上し、貴重な存在となったため、イングランドでも注目が集まっている」と報道している。

 現時点ではフライブルク残留の可能性も残されており、堂安が今夏にどのような決断を下すのか注目だ。

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