ヴィルツ獲得を目指すバイエルン、ついにレヴァークーゼンと交渉開始か…移籍金は約246億円?

 バイエルンがレヴァークーゼン所属のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ獲得に向けた動きを強めているようだ。12日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 バイエルンやマンチェスター・シティ、レアル・マドリードなど、数多のメガクラブが関心を寄せていることから今夏の去就に大きな注目が集まっているヴィルツ。レヴァークーゼンは契約延長に向けた動きを見せているものの、選手本人は「いつかは自分にとって居心地の良い環境を抜け出し、新しい経験をしたいと思っている」と語るなど将来的な移籍願望を明かしている。

 現時点で新天地の最有力とされているのがバイエルン。レヴァークーゼンは国内の覇権を争う“ライバル”への売却を望んでいないものの、ヴィルツは少なくともFIFAワールドカップ26終了まではブンデスリーガでのキャリアを継続したいと考えている模様。年俸2000万ユーロ(約33億円)から2500万ユーロ(約41億円)という条件での5年契約締結ですでに個人合意に達したとも報じられている。

 今回の報道によると、バイエルンは今夏のヴィルツ獲得に向けて、ついにレヴァークーゼンとのクラブ間交渉を開始したとのこと。バイエルンは6月中旬に開幕するFIFAクラブワールドカップで同選手を起用したいと考えており、早期の契約締結を目指しているようだ。一方のレヴァークーゼンは今夏の移籍金として1億5000万ユーロ(約246億円)を要求しており、そのうち1億2000万ユーロ(約197億円)から1億3000万ユーロ(約214億円)程度が固定金額となる見込みだという。

 現在22歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やすと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算196試合で57ゴール65アシストをマーク。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは全公式戦を通じて18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝やDFBポカール制覇に大きく貢献した。

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