今季限りでバイエルン退団のミュラー、ホーム最終戦に感動「当たり前のことではない」

 今シーズン限りでバイエルンを退団する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、本拠地『アリアンツ・アレーナ』での最終戦を終えた心境を明かした。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在35歳のミュラーは10歳からバイエルンの下部組織に所属し、2008年8月にトップチームデビューを果たした。これまでバイエルン一筋でプレーしており、歴代最多となる公式戦750試合に出場。248ゴール274アシストを記録し、13度のブンデスリーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含め、合計33個のトロフィーを獲得している。

 なお、6月15日から7月13日にかけてアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025までプレーすることで合意に達していることも明らかになっているミュラーだが、契約満了に伴い、今シーズン限りで下部組織時代から過ごしてきたバイエルンを離れることが決定している。

 そんなミュラーは10日に行われたブンデスリーガ第33節のボルシアMG戦に先発出場。今季ホームでの最終戦を2-0で勝利を収めた一戦に83分までプレーし、ピッチを後にする際には観客からスタンディングオベーションを受けていた。

 試合後、ミュラーは「バイエルンでの750試合を通してサッカーと人々が僕にインスピレーションを与えてくれた。本当に素晴らしいことはホームスタジアムでトロフィーが授与されたことだ。7万5000もの心臓がここで僕のために鼓動していたので、少し怖かった。当たり前のこととは思っていない。今もまだすべてを受け止めることができていない」と振り返った。

【ハイライト動画】バイエルンvsボルシアMG

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