レアル、シャビ・アロンソ監督招へいに前進か…2028年夏までの3年契約締結へ?

 レアル・マドリードがシャビ・アロンソ監督の招へいに近づいているようだ。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 パリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・エンバペを獲得しながらも、今シーズンは安定感に欠けた戦いが続くレアル・マドリード。チャンピオンズリーグ(CL)は準々決勝でアーセナルに2戦合計1-5で敗れたほか、コパ・デル・レイ(国王杯)とスーペルコパ・デ・エスパーニャでは決勝でバルセロナに敗北。ラ・リーガでも第34節終了時点で首位バルセロナと「4」ポイント差の2位に甘んじている。

 こうした状況から、2026年6月末まで契約を残すカルロ・アンチェロッティ監督は今シーズン限りでの退任が既定路線に。現地時間11日に行われるラ・リーガ第35節、バルセロナとのエル・クラシコ後に退任が正式発表され、その後はブラジル代表の指揮官に就任する見込みと報じられている。

 後任の最有力となっているのが、クラブOBであり現在はレヴァークーゼンを率いているシャビ・アロンソ監督。この度『マルカ』が報じたところによると、レアル・マドリードは水面下での交渉を経て、同監督と2028年6月末までの3年契約を締結する可能性が高まっているとのこと。最終的な決断はクラブ側に委ねられるものの、仮に招へいが実現すれば、今夏の補強に関する発言権を持ち、具体的な提案もできるという。

 現在43歳のシャビ・アロンソ監督は2022年10月にレヴァークーゼンに就任すると、当初2部降格圏に低迷していたチームをすぐさま立て直し、昨シーズンは史上初のブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に導くなど手腕を発揮。現行契約は2026年6月末までとなっているが、古巣クラブからオファーがあった場合に有効となる紳士協定の存在が明らかになっており、今夏の去就には大きな注目が集まっている。

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