女子プロはアプローチでUTを多用! 尾関彩美悠はヒール側を上げてロングパット感覚で打っていた【本人解説】

トッププロのセッティングを見ていると、5Iを抜いて、UTを入れるというのが主流になりつつある。また、女子プロやシニアプロの中には、6Iや7Iを抜いて6U、7Uを使用するプロが急上昇中。尾関彩美悠は、アプローチでもロフトの多い6Uを多用するといい、1ラウンドで寄せワンを4回奪取したこともあるとか。そんな彼女にUTアプローチの打ち方を聞いてみた。

ウェッジでアプローチすることももちろんありますが、20ヤードくらいの距離であれば6Uでのコロがしも選択肢に入ります。特に春先などの薄芝では多用しますね。

ソール幅が広い6Uだと打ち出した時点で球が上がって芝に喰われにくく、薄芝でもダフりません。UTより重い9Iなどを使うと、タッチが出しにくいのでUTを使うことをおすすめします。

短く持ってボールに近づいてアドレスします。その上でハンドアップに構えて、ヒールを浮かせてセット。その方がソールの接地面が減ってヘッドが抜けやすくなります。

さらにトゥ側にボールをセットして、トゥ側に当てます。フェース真ん中で打つと、飛び過ぎるので注意しましょう。ロングパットのイメージで上体の回転で振ると、距離感をつかみやすくなりますよ。
■尾関彩美悠
おぜき・あみゆ/ 2003年生まれ、岡山県出身。2021年のプロテストでは1位合格し、ルーキーイヤーの2022年に初優勝を飾る。今季はツアー2勝目を目指す。JFEスチール所属。

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