ユヴェントスが2試合ぶり白星! 前半ATに退場者出すも、最下位モンツァに2発完勝

 セリエA第34節が27日に行われ、ユヴェントスはモンツァと対戦した。。

 ユヴェントスは前節終了時点で15勝14分4敗の成績を残し、勝ち点「59」を獲得。前節はGK鈴木彩艶を擁するパルマ・カルチョに敗れて4試合ぶりの黒星を喫し、ボローニャに抜かれて5位に転落した。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保するためには、残る5試合でこれ以上の足踏みは許されない。今節は、2勝9分22敗の成績で最下位に沈み、残留に向けて後がないモンツァを本拠地『アリアンツ・スタジアム』に迎える。

 試合は11分に動く。ユヴェントスは敵陣へ相手を押し込んだ状況のなか、敵陣中央やや右寄りの位置でレナト・ヴェイガからのパスを受けたニコラス・ゴンサレスがドリブルをスタート。カットインから左足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがゴールネットを揺らし、ユヴェントスが幸先良く先手を取った。

 さらにユヴェントスは33分、自陣左サイドでケナン・ユルディズがボールを奪ったところから、カウンターアタックへ転じる。横パスを受けたケフラン・テュラムが相手2枚に寄せられながらも強引に持ち運び、ゴール前で左へ渡すと、ボールを引き取ったランダル・コロ・ムアニが右足で流し込む。ユヴェントスが追加点を奪った。

 ユヴェントスは2点をリードして流れに乗っていたものの、前半アディショナルタイム、自陣でボールをはたいた直後、ユルディズが寄せてきたアレッサンドロ・ビアンコに対して腕を大きく振ってしまい、OFR(オンフィールドレビュー)を経てレッドカードが提示。ユヴェントスは後半を10人で戦わなければならなくなった。

 後半に入ると、数的優位となったモンツァに押し込まれる時間も増えたものの、慌てることなく対応し、反撃の狼煙を上げさせない。攻めては58分、前線でのコロ・ムアニの粘りからN・ゴンサレスにビッグチャンスが到来したが、左足で狙ったシュートはGKステファノ・トゥラーティに阻まれる。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、ユヴェントスは2試合ぶりの白星を手にし、今節を未だ消化していないボローニャをかわして、暫定ながらも4位に浮上した。一方のモンツァは、この後行われる17位レッチェの結果次第では、今節をもって降格が決定する。

 次節は5月4日に行われ、ユヴェントスは敵地でボローニャと、モンツァはホームでアタランタと、それぞれ対戦する。

【スコア】
ユヴェントス 2-0 モンツァ

【得点者】
1-0 11分 ニコラス・ゴンサレス(ユヴェントス)
2-0 33分 ランダル・コロ・ムアニ(ユヴェントス)

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