モットーは「信念を持つ」 昨年覇者ネリー・コルダが“+7”から大まくり

<シェブロン選手権 2日目◇25日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6911ヤード・パー72>

前年覇者で世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)が意地を見せた。予選通過圏外からの大まくりで暫定46位タイ。決勝進出を確実なものにした。
初日に1バーディ・6ボギーの「77」で117位と大きく出遅れた。ホールアウト後には米メディアのインタビューに、「練習にいかなきゃ。うまく打てていない」と泣きそうな表情で答えていた。

この2日目も前半11番から連続ボギーが先行。トータル7オーバーまで落ちていたが、3メートルのスライスラインを決め、18ホールぶりのバーディから火を吹いた。「17番と18番でバーディを取れたことが後押ししてくれた。粘り強く頑張って、ただ冷静でいることを大事にした」。前半17番から6つのバーディを奪い、6バーディ・2ボギーの「68」でプレー。一気に予選通過ラインを上回った。

「この2日間はアップダウンが激しかった。きょうのモットーは“信念を持つ”。2つのボギーを打った後は、自分に言い聞かせるように繰り返していた」

昨日のホールアウト後には、1時間30分もの時間をパッティングの修正にあてた。そして「なにか違うものが必要だった」と、この日はブレード型からマレット型の『スパイダー ツアーV』にチェンジ。今季ここまで苦しむグリーン上に、変化を加えた。

昨年は4連勝と絶好調で今大会に乗り込み優勝。今季はここまで未勝利なものの、平均スコアは「68.13」で1位につけている。首位と8打差のトータル1オーバー・暫定46位タイだが、メジャー初戦はなにが起きるかわからない。「一打一打を大切にするだけ」とムービングデーの急浮上を目指す。(文・笠井あかり)

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