東京・有楽町にある富山のアンテナショップ「いきいき富山館」にてごはんに合う漬物・ふりかけを集めて食べくらべてみました。最終回は、2つ目のふりかけです。
今回の商品「白えび入り黒とろろ昆布」をつくっている株式会社室屋は、高岡市にあり昆布を主に扱っています。富山県第二の都市である高岡市は、かつて加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町でした。高岡市には昆布屋が多くあり、それはかつて北前船の中継地として富山県が栄えていたためです。高岡市は、北陸新幹線の開業に向け立ち上げた食のブランドのテーマを「お米と昆布」とするなど、昆布に力をいれてきました。
今回の商品はその「昆布王国富山」の昆布と富山の名産「白えび」を合わせたふりかけです。ごはんにかけると、昆布の食欲をそそる風味と白えびの優しい風味とがご飯の湯気といっしょに漂い、一気にご飯と一緒にかけこんでしまいます。塩気も控えめでとても上品なふりかけです。
TheNews 独断調査班評価【食感:2 塩見:2、甘さ:1、ごはんとの相性:3、お酒との相性:1(3段階評価)】
今回の商品「白えび入り黒とろろ昆布」 販売元 株式会社室屋(高岡市)324円(税込)
※富山のアンテナショップは有楽町だけでなく、日本橋にも「日本橋とやま館」があります。最近は「情報館」が日本橋に移転したようでこちらも注目ですね。