なんじゃこれ!? 小さすぎる”軟鉄アイアン”と黒い“モーダス3”シャフト!【ツアーで発見】

昨季、初シードを獲得した平均飛距離9位の飛ばし屋・坂本雄介。開幕戦を28位タイで終えた坂本が使用する、謎のプロトタイプの軟鉄アイアンと黒いスチールシャフトを調査した。
坂本がクラブに求めるのは、ナイスショットとミスヒットの明確な打感の違い。「どこに当たっても飛ぶようなヘッドはスイングがおかしくなります。ミスがミスと分かりたいので。ヘッドは小さい方がいいし、クラシカルな雰囲気のクラブが好きです」。

坂本が5I~PWで使用しているのは、『プロギア 01プロト』だ。

「市販とは違うヘッドをプロギアさんが作ってくれたんです。市販よりも全然小さいんですよ。ヘッドが小さい方が弾道をコントロールできますし、ラフやフェアウェイでもヘッドの抜けもいいんです。顔も市販と違います。僕は左を向いている顔が嫌なんです」(坂本)

ヘッドのどの点を改良したのかをプロギアの男子ツアー担当に聞いてみた。

「これはプロトタイプで、1mmほどフェース長が短く、形も違います。トップラインが真っすぐなので、内側の面取りを丸くつけています。その方が見た目で、左を向く感覚がなくなります。角が増えると線が増えて左を向くように見えてしまうので、改良しました」(プロギアの男子ツアー担当)

使用シャフトの『N.S.PROモーダス3 プロトX』もプロタイプだという。

「これも僕用のシャフトです(笑)。『DG X100』に近いテイストだと思います。ヘッドが小さいのは打っている感じがいいけど、普通のスチールだとヘッドが小さく見えてしまう。シャフトを黒く塗ったら、小さいヘッドが多少大きく見えて構えやすいんですね」(坂本)

こだわりにこだわりまくった坂本のアイアンは、非常に興味深いものだった。

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坂本のセッティングを激写。関連記事【男子ツアーで発見! 飛ばし屋が使用する『RR』と書かれたウェッジとは?】を読めば、その秘密がわかります。

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