パワースポットにワイントレイン… 勝みなみ、2週間の「ご褒美」オフ

<JMイーグルLA選手権 事前情報◇16日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>

アリゾナでの「フォード選手権」で4日間を戦った勝みなみは、2週間のオープンウィークを米国で過ごした。一時帰国しなかった大きな理由は、行きたかった場所があったからだ。自分自身、そして帯同する母をいたわる貴重な時間を過ごした。
まずは車で2時間半ほど移動して、同じアリゾナ州のセドナへ。「パワースポット」として知られるトレイル(道)を歩いた。そしてサンフランシスコに行き、米国で最も有名なワインの生産地、ナパバレーで観光鉄道路線の『ワイントレイン』に乗車。さらにサンタモニカ観光や、MLBドジャース対カブスを観戦するなど、オフを満喫した。

「(序盤戦は)集中して頑張れたと思うので、そこは自分にご褒美を。母が行きたかったところに行けたのはすごく良かったです」。英気を養い、すでに今週の大会モードへ切り替えている。「パターだけどうかなっていう感じはあるけど、ショットは問題なく順調にできているかな」と調子も悪くなさそうだ。

昨年までとコースが変更になり、ぽこぽこ跳ねるポアナ芝からベント芝になった。アップダウンも激しく、グリーンは速いうえにアンジュレーションが大きいからこそ、繊細なマネジメントが求められる。

「ポアナだったら(ショットで)止まってくれるけど、ベントだとペタッとしていて転がる。(パターは)ラインに乗せたら入ってくれるけれど、いままでと違うデメリットもある。そこを頭に入れながら」。ピン位置と同じ面に乗せることができなければ、4パットになるリスクも。「マネジメントに気をつけたい」と攻略法を練る。

来週には昨年トップ10入りを果たした、メジャー今季初戦「シェブロン選手権」が控えている。昨年同様にタフなセッティングが予想され、「ポイントに打っていかないといけないというのは、(どちらの)コースも一緒。イメージが一番大事なので、今週、もっといいイメージが得られるように」と“前哨戦”の位置づけにもなる。

「いい流れをつかんで来週に臨みたい。まずは今週、しっかり上位を目指して」。このオフで整えた心と体を、結果へと結び付けていく。(文・笠井あかり)

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