吉田優利は25歳バースデーウィーク 理想の自分と「全然違いますね(笑)」

<JMイーグルLA選手権 事前情報◇16日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>

大会初日の4月17日。吉田優利は25歳の誕生日を迎える。「もう25か、っていう感じ(笑)。年々、充実しているゴルフ生活が送れていて、すごく楽しい。今年もいい一年にできたらいいなと思います」と誓いを立てる。
とはいえ、思い描いていた理想像とは少しギャップがあるようだ。「イメージとは全然違いますね。25歳って感じがしない。ここ2~3年はアメリカに来て(環境が)変わったけれど、意外と自分は自分なんだなと思いました(笑)」。

かつて自身のことを“超絶サバサバ系”と称していたプラチナ世代のひとり。コースでは短時間集中型で練習に取り組み、しっかり者の印象を与えるが、家に帰れば“ぐーたらモード”なのだとか。「(25歳の自分は)もう少し落ち着いているイメージでした。何にでも、どうとでもなるんだなって感じです(笑)」。それでも、ゴルフに関しては確実に階段を上っていることは間違いない。

一時帰国して出場予定だった日本ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」は欠場。2週間のオープンウィークは「体調も良くなかったので、休みを多くとりました。休んで、ちょっと練習して。いまは大丈夫です」と体調面を考慮しながら調整した。

今季からは、日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームのコーチであるガレス・ジョーンズ氏に師事。スイングについては「直すところはいっぱいある」としながらも、その日の調子に合わせて優先順位をつけて取り組んでいる。

当面の課題は、好調な時期を長くキープすること。「いい時と悪い時の差が少なければ少ないほどプロ。悪い時に“ズカッ”と落ちる振れ幅を少なくしたい」。最近は調子がいいのにスコアが出ない、と感じることが多いという。昨年秋の「ロッテ選手権」で5位に入ったときのようなプレーを理想に挙げる。

「だいぶ球のコントロールは良くなってきたし、パッティングもタッチさえ合えば」とアップダウンが激しく、グリーンのアンジュレーションが強いコースに備える。初出場となる来週の海外メジャー「シェブロン選手権」の前哨戦。バースデーウィークを自らの手で祝いたい。(文・笠井あかり)

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