公式戦連敗のレアルマドリード、タイトル逃せばアンチェロッティ監督退任か

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、今シーズン限りでの退任の可能性が高まったと、9日スペインメディア『Relevo』が報じている。

 レアル・マドリードは5日行われた第30節のバレンシア戦で敗戦を喫すると、8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのアーセナル戦でも敗れ、公式戦連敗となった。ラ・リーガでは首位バルセロナと勝ち点差「4」と優勝の可能性を残しているものの、シーズンの佳境を迎えたなかでの連敗は、大きなダメージが残る。

 『Relevo』は0-3で敗北したアーセナル戦後、「アンチェロッティ監督の将来は、ほぼ決定的なものになった」と報道。今シーズン限りでの退任を予想している。しかしながら、「5月に主要タイトルを獲得すれば、状況が変わる可能性ある」とも伝えており、リーグ、もしくはCL優勝を果たせば、2026年夏の契約満了まで任期が伸びることもありそうだ。
 
 そしてアンチェロッティ監督の後任にはレヴァークーゼンを指揮するシャビ・アロンソ監督の招へいを目指すという。ドイツ『キッカー』は、「レアル・マドリードがCL準々決勝ファーストレグの敗北を覆すことができないのなら、シャビ・アロンソ監督は決断を迫られるだろう」との見解を示しており、スペインからドイツにラブコールが届く可能性がある。

 レヴァークーゼンでスポーツディレクターを務めるシモン・ロルフェス氏は、43歳のスペイン人指揮官の残留を願っており、8日のインタビューでは「何も発表することはない。我々は契約を結んでいるし、チームに留まるだろうと思っている」と、語っている。

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