トッテナム、FWヴェルナーの買取オプションは行使せず?…今夏にライプツィヒも退団か

 トッテナムはレンタル加入中のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの買い取りオプションを行使しないようだ。7日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在29歳のヴェルナーはシュトゥットガルトの下部組織出身で、2013-14シーズンにトップチームデビューを飾った。2016年夏にはライプツィヒへ活躍の場を移し、公式戦通算213試合で113ゴール47アシストをマークすると、2020年夏にはチェルシーへ完全移籍。しかし、プレミアリーグでは期待された活躍を見せることができず、2年後にライプツィヒに復帰した。

 昨年1月にはトッテナムに半年間の期限付きで加入し、夏にはレンタル期間の延長が決定。しかし、在籍2年目の今シーズンはハムストリングの負傷もあり定位置確保には至っておらず、ここまで公式戦27試合出場1ゴール3アシストという成績に留まっている。

 今年6月末で満了となるレンタル契約には買い取りオプションも付随しているが、ヴェルナーが来シーズン以降もトッテナムでプレーする可能性は極めて低いようだ。ロマーノ氏によると、トッテナムは同選手の完全移籍移行を望んでおらず、買い取りオプションを行使しない決定をすでに下しているとのこと。保有元のライプツィヒも今夏に退団する見込みで、再び新天地を探すことになるようだ。

 2019-20シーズンにはブンデスリーガで28ゴールを挙げたものの、近年は度重なる負傷の影響もあり目立った成績を残すことができていないヴェルナー。来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。

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