ウォーカー、今冬のマンC退団を回想「泣きたくなった」…理由についても言及

 マンチェスター・シティからのレンタル移籍で現在はミランでプレーしているイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、今冬の移籍を振り返った。4日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在34歳のウォーカーは2017年7月にトッテナムからマンチェスター・シティに加入。右サイドバック(SB)の主軸として公式戦通算319試合出場6ゴール23アシストを記録し、プレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに大きく貢献してきた。昨季からはキャプテンを務めるなど中心選手として長年活躍してきたが、今シーズンは不安定なパフォーマンスを披露し、公式戦18試合に出場していたものの、出場時間は減少していた。

 このような状況から今冬の移籍市場で海外でのプレーを希望し、ミランに買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入し、ここまで公式戦11試合に出場している。

 そんなウォーカーは『カイル・ウォーカー・ポッドキャスト』に出演した際に今冬の移籍を回想。「カウンターの後ろにいて、食べ物や飲み物を出してくれるエマという女性を見ただけでも、泣きたくなった。毎日、彼女におはようと言って抱きしめていたのに、突然彼女と会えなくなるなんてね。(移籍の)プロセスが進んでいるときはそんなことは考えないけど、別れを告げるときはつらいものだった」と当時の心境を明かした。

 また、マンチェスター・シティを離れた理由については「シティについて悪い言葉も、ネガティブなことも何もない。あのクラブがフィールド内外で僕にしてくれたことは信じられないことだ」と感謝を口にしながら、試合時間が少なくなっていた状況やイングランド代表で通算100試合出場(現在は95試合)を達成したいという願望から移籍を決断したと語った。

「100キャップを達成した黒人選手はアシュリー・コールしかいない。100キャップを達成した2人目の黒人選手になることができたら、とても光栄なことだ。(イングランド代表のトーマス・)トゥヘル監督から電話があり、話をしたときはとてもほっとした。ミランへの移籍についても彼と話をして、国を代表したいからヨーロッパに残りたいという話をしたんだ」

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