けが人続出のバイエルンに大打撃、ムシアラが負傷交代…インテル戦は「間に合わないだろう」

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、負傷交代するアクシデントに見舞われた。4日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 バイエルンは4日のブンデスリーガ第28節でアウクスブルクと対戦。先制を許したものの、ムシアラの同点ゴールなど3点を奪い返して逆転勝利し、首位堅持に成功した。

 しかし、同試合の52分、相手GKにプレッシャーをかけたムシアラが、スプリント後に左足の太もも裏を押さえてピッチに座り込む。同選手はメディカルスタッフの肩を借りながらベンチへ下がり、そのまま元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーとの交代を余儀なくされた。

 ヴァンサン・コンパニ監督は試合後、ムシアラの状態について、「彼は脚の後ろに何かを感じていた。それがどの程度のものなのか、今後数週間でどうなるのかはまだわからない。これからもう少し待つ必要がある。今はただ、ジャマルのケガをチーム全員で解決しなければならない」とコメントした。

 また、マックス・エバールSD(スポーツディレクター)もムシアラの負傷交代に言及。8日に控えるチャンピオンズリーグCL準々決勝ファーストレグのインテル戦は「今のところ、間に合わないだろう」と見解を示した。

「今、他の選手たちがその隙間に割って入らなければならない。不機嫌になるわけにはいかない。ジャマルがいなくても勝てることは分かっているんだからね」

 シーズンも佳境を迎えて重要な試合が続くなか、けが人が続出するバイエルン。右足の中足骨を骨折した日本代表DF伊藤洋輝のほか、元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、同国代表MFアレクサンダル・パヴロヴィッチ、フランス代表DFダヨ・ウパメカノ、同FWキングスレイ・コマン、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスらも負傷離脱している。

【試合ハイライト動画】アウクスブルク 1-3 バイエルン

externallink関連リンク

●再び負傷離脱の伊藤洋輝が心境綴る「ケガと批判に負けて終わるわけがない」●フンメルスが今夏の現役引退を発表…ドイツ代表でW杯優勝、ドルトムントとバイエルンで5度のブンデス制覇●3部ビーレフェルト、ブンデス“4クラブ撃破”でポカール決勝へ 指揮官「この街で今夜眠る人はいないだろう」●デ・ブライネ、今季限りでのマンC退団を表明「別れを告げる時が来た」…10年間の物語が終焉へ●U-17日本代表、アジア杯白星発進 鹿島ユース吉田湊海の2発などUAEに4得点快勝
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)