西郷真央が日本勢唯一の16強入り 準V2度の古江彩佳、世界1位ネリーも敗退…決勝T進出者が決定

<T-モバイル・マッチプレー 3日目◇4日◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>

米国女子ツアー唯一のマッチプレー大会は、3日間行われた予選グループが終了した。
日本勢は6人が出場。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まったグループ7の西郷真央は、ユ・ヘラン(韓国)との対戦を1ダウンで落としたことで、両者が2勝1敗で並ぶことになった。しかし、そのまま突入したプレーオフ1ホール目で西郷が7.5メートルのバーディパットを沈め、決着。各組1位のみが進出する決勝トーナメントへ、日本勢で唯一コマを進めた。

1勝1敗同士の直接対決となったグループ5の畑岡奈紗対古江彩佳は、3&2で畑岡に軍配。この結果、畑岡は2勝1敗の勝ち点2となり、ホールアウト時点で決勝トーナメント進出への望みをつないだが、その後、首位のステファニー・キリアコウ(オーストラリア)が引き分けで勝ち点を2.5にしたため、古江とともに予選敗退が決まった。

2戦目終了時点で1勝1敗と決勝進出の可能性を残していたグループ4の西村優菜は、シャネッティ・ワナセン(タイ)と対戦。しかし3&2で落とし、1勝2敗で予選グループ敗退となった。

グループ16の笹生優花は、ヤーリミ・ノー(米国)に敗れ1勝2敗で決勝進出ならず。2戦目を終え敗退が決まっていた渋野日向子は、最終戦もアン・ナリン(韓国)に敗れ3連敗という結果に終わった。

グループ2の世界ランク2位ジーノ・ティティクル(タイ)ら実力者が順当に16強へコマを進めるなか、グループ1の世界ランク1位・ネリー・コルダ(米国)は予選を突破できず敗退した。各組の決勝トーナメント進出者は以下の通り。

グループ1:アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)
グループ2:ジーノ・ティティクル(タイ)
グループ3:カルロタ・シガンダ(スペイン)
グループ4:キム・セヨン(韓国)
グループ5:ステファニー・キリアコウ(オーストラリア)
グループ6:アシュリー・ブハイ(南アフリカ)
グループ7:西郷真央
グループ8:ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
グループ9:マヤ・スターク(スウェーデン)
グループ10:エンジェル・イン(米国)
グループ11:セリーヌ・ビュティエ(フランス)
グループ12:キム・アリム(韓国)
グループ13:ローレン・コフリン(米国)
グループ14:マデリーン・サグストロム(スウェーデン)
グループ15:ナタリヤ・グセバ
グループ16:アン・ナリン(韓国)

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