「私にはそれが足りない」 “結果至上主義”で澁澤莉絵留が首位発進

<YANMAR HANASAKA Ladies 初日◇3日◇琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース(滋賀県)◇6395ヤード・パー72>

ステップ・アップ・ツアーの国内開幕戦は、2014年に「日本女子オープン」も開催された難コースが舞台になっている。初日のアンダーパーは、わずか4人。そのひとりが、プロ6年目を迎えた澁澤莉絵留だ。奪ったバーディは5つで、ボギーは3つ。「70」で駆け抜け、2アンダーで3人が並ぶ首位グループに入った。
「琵琶湖カントリー倶楽部は、ティショットを置く位置から、第2打、グリーンまで、すべてに頭を使わないといけない難しいコース。きょうは逃げずにしっかりピンを狙っていけたことも好スコアの要因です」

フェアウェイキープ率は57.1%(8/14)、パーオン率は50%(9/18)とショット面はガマンを続けたが、全体1位だったパット数「25」が光った。2位が「27」だったことを見ても、頭ひとつ抜けている。

昨年も14試合に出場したレギュラーツアーで、予選通過はわずかに2試合。プロ入り後、そのカベに跳ね返されている。「今シーズンの目標は初優勝を挙げること。ゴルフは結果から得る自信が大切だけど、私にはそれが足りない。まずは結果にこだわってやっていきたい」と、強い決意で臨むシーズンだ。

QTランキングは108位で、下部ツアーが主戦場になる。「最終日をいい位置で迎えられるように、あすも攻めの気持ちを忘れずに。強気のプレーで頑張ります」。2000年度生まれの“プラチナ世代”のひとりも、24歳になった。難コースでも自信を胸にプレーを続ける。

【その他、首位の選手のコメント】
■大西葵
「ボギーが先に来たけど、後半はピンチがなかった。難しいコースなので、手前から攻めるマネジメントを徹底して、苦手なショートパットをしっかり決めきれたことが大きかった。2アンダーが目標だったので満足しています。私は2日目、3日目と空回りして崩してしまうので、あしたも落ち着いて、自分を信じてやっていきたい。自分自身との戦いですね」

■與語優奈
「3パットもしたし、1メートルくらいの短いバーディパットも外したけど、シビアなパーパットを決められたところもあった。ショットもパッティングも全体的にいい感じでプレーできたと思います。オフにスイングを調整して飛距離も伸びたし、開幕戦が楽しみでした。あしたも順位を気にしすぎず、楽しみながら自分のプレーができたらいいなと思います」

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