日本一デカいイオンから“鉄道空白地帯”へ延伸!「東埼玉道路」開通日が決定 一気に延びる巨大道路

国土交通省 北首都国道事務所は2025年3月31日、延伸工事を進めている国道4号「東埼玉道路」(吉川市川藤~松伏町田島)が6月1日(日)15時に開通すると発表しました。

開通日が決定!「東埼玉道路」延伸部

 国土交通省 北首都国道事務所は2025年3月31日、延伸工事を進めている国道4号「東埼玉道路」(吉川市川藤~松伏町田島)が6月1日(日)15時に開通すると発表しました。

 東埼玉道路は埼玉県八潮市の外環道(国道298号)から北進し、春日部市へ至る計画の道路で、国道4号バイパスのさらにバイパスにあたります。沿道には国内最大級のショッピングモールであるイオン越谷レイクタウンが立地しており、現在はレイクタウン北側の吉川市内まで先行開通しています。幅員50mにもおよぶ大きな道路です。

 今回、さらに北へ3.8km延伸し、松伏町までの間が開通します。ただ、今回の延伸区間の終点は畑の中でプツリと途切れる形となり、埼玉県が施工する越谷方面への都市計画道路「浦和野田線」に接続して「L」の字を描きます。この浦和野田線の東埼玉道路接続部から、既存開通部(中井松伏線)までの約400mも同時開通となる見込みです。

 新たに終点となる松伏町はいわゆる“鉄道空白地帯”で、越谷市や吉川市、江戸川を挟んで接する千葉県野田市などにバスで連絡しています。東埼玉道路の新たな終点は江戸川を渡る「野田橋」に近いですが、それに通じる県道とは直接に接続しないため注意が必要です。

 なお、東埼玉道路は松伏町からさらに北へ、春日部市内の国道4号バイパスまでの延伸事業も進められています。さらにこれとは別に、巨大な中央分離帯などを活用した高架の自動車専用部を建設する事業も進んでおり、こちらはNEXCO東日本の有料道路となる見込みです。

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