“ワンクラブマン”ミュラーがバイエルン退団か…契約延長の可能性は望み薄

 バイエルンに所属する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、今シーズン限りで退団する可能性が高いようだ。ドイツメディア『キッカー』が30日に報じている。

 現在35歳のミュラーは、2008年8月にトップチームデビューを果たすと、ここまで公式戦742試合に出場し、247ゴール273アシストを記録。ブンデスリーガ11連覇に加え、UEFAチャンピオンズリーグでは2回の優勝を飾るなど、クラブの顔としてバイエルンの攻撃をけん引してきた。

 しかし、下部組織に加入した10歳の頃からバイエルン一筋でプレーしてきた“ワンクラブマン”とバイエルンの現行契約は、今シーズン限りで契約満了となる。報道によると、ミュラーは1年間の契約延長を望んでいたものの、新しい契約が結ばれることはないという。スポーツ部門の最高経営責任者であるエーベル氏と話し合いが行われ、その際にクラブの決定を知らされたようだ。

 しかしバイエルンは、ミュラーをクラブに留まらせたいと考えており、選手ではなく別の役割を与えることを検討しているという。また、ドイツメディア『Süddeutsche Zeitung』も「ミュラーは来シーズン、バイエルンでプレーしない可能性が高い」と伝え、「今後の去就に関しては不透明である」と報じている。

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