古江彩佳は今季米初Vに届かず 優勝戦線に乗るも風の変化に苦戦「集中力が続かなかった…」

<フォード選手権 最終日◇30日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6661ヤード・パー72>

首位と3打差の3位タイで最終日を迎えた古江彩佳だが、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「72」でラウンド。トータル15アンダー・17位タイと今季米ツアー初優勝には届かなかった。
首位と3打差の3位タイで最終日を迎えた古江彩佳だが、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「72」でラウンド。トータル15アンダー・17位タイと今季米ツアー初優勝には届かなかった。

1番の出だしから連続バーディ奪取と幸先のいいスタートを切る。しかし3番から9番までパーを並べたあと、後半の10番でボギー、13番でダブルボギーとスコアを崩した。「攻めた結果よかった」と16番でバーディを奪ったがスコアを伸ばすことができなかった。

一日を振り返ると「プレー自体はそこまで悪くはない」とショットなどには原因はなかったが、「風が止んだり吹いたりというのが難しい」と風の変化に苦戦。さらに「いいパットをしているけど惜しいのがいくつかあったので、その辺でなかなか集中力が続かなかったのかな」とコンディションの変化や、決めきれないパッティングへのフラストレーションから気持ちに影響が出てしまった。

そのなかでも上位を狙う気持ちは切れていなかった。いい流れにもっていくために「何かリズムを変えるしかない」と意識。これまでは「速くプレーすることはいい状況」と自身のプレースタイルを持っていたが、この日は「それができない状況で、逆に遅くしたりした」と試行錯誤しながら最後まで戦ったが、しっくりくる流れにはできなかった。「出だしがよかったのに、最後まで流れかつかめないまま、落としてしまったので悔しい」と唇を噛んだ。

来週行われる「T-モバイル・マッチプレー」に向けて調整に励んでいく。「楽しみかなとは思うので、しっかり攻めるプレーで、駆け引きがうまくできたらいいなとは思います」と意気込んだ。

externallink関連リンク

米女子フォード選手権 最終結果 古江の14本全部見せます! 劇的ショットを生んだ軟鉄鍛造アイアンの打痕がスゴ過ぎた【写真】 平均270ヤード! 馬場咲希は“右足リバース”でぶっ飛ばす【連続写真】 古江彩佳&笹生優花 メジャー覇者コンビがドレスアップ!【写真】 国内女子アクサレディス 最終結果
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)