伊紙がパルマGK鈴木彩艶の来季以降の去就に注目「彼の潜在能力を考えると…」

　パルマ・カルチョに所属する日本代表GK鈴木彩艶の去就に注目が集まっている。27日（現地時間）、イタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。

　鈴木は、2024年7月にシント・トロイデンからパルマに完全移籍で加入。今季はここまでセリエAで28試合に出場している。パルマは自動降格圏内の18位エンポリと勝ち点「3」差の17位と苦しい立ち位置にいるが、鈴木は正ゴールキーパーとして奮闘を続けている。

『TUTTOmercatoWEB』は「我々は、トップリーグのゴールキーパーの将来に焦点を当て、彼らの将来を読み取ろうとした。ザイオン・スズキの今後はどうなるだろうか？」と、今季終了後の鈴木の去就について言及。クラブ残留の“条件”について、次のように予想した。

「パルマがセリエAに踏みとどまるかどうかが、この日本人ゴールキーパーの将来を唯一不安定なものにしている。もしパルマがセリエA残留を果たせば、スズキは少なくとももう1年はクラブに留まることになる。その後のことは誰にも分からない。彼の潜在能力を考えると、それ以上クラブに留まるのは難しいだろう」

　なお、鈴木とパルマの契約は2029年6月30日までとなっている。