悔しさを糧に…今季28ゴールの前田大然がサウジ戦へ「チャンスを活かしたい」

 日本代表のFW前田大然(セルティック/スコットランド)が23日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選 第8節のサウジアラビア代表戦に向けて意気込みを語った。

 日本代表は20日に行われた第7節のバーレーン代表戦に勝利し、8大会連続8回目となるワールドカップ出場を決めた。しかし、この試合でセンターフォワードとして先発出場した上田綺世が右足首の捻挫で離脱。サウジアラビア戦では、セルティックで今シーズン公式戦28ゴールを記録している前田に期待がかかるという状況だ。

 バーレーン戦では出番がなかったことについて、前田は「悔しい部分はあるけど、チームとして戦っているし、ワールドカップで悔しさを晴らしたい」と前向きに答え、「ワールドカップでは連戦になるので、同じメンバーで戦い続けるのはやっぱり厳しい。色々な選手が出てくるのが強いチームだと思うので、そういうチャンスを僕たちが生かしていきたい」と述べた。

 また、予選の中ではセンターフォワードではなくウイングバックで起用されることもあったが、「(どちらの出場でも)自分の良さはどんどん出せる。出たポジションで自分らしさを見せたい」と、次戦に向けて意気込みを述べた。

 サウジアラビアはグループCの3位に立っており、2位のオーストラリアとの勝ち点差は1ポイント。日本代表は本大会出場を決めているが、前田は「ワールドカップに出るために勝たないといけないという状況で臨んでくる」と警戒し、「自分たちもチャレンジする気持ちでやっていかないとダメだと思う」と力強く語った。

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