渋野日向子「やばいですよね」 戦友・吉田優利の別次元ゴルフに脱帽

<Vポイント×SMBCレディス 2日目◇22日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6668ヤード・パー72>

渋野日向子が後輩の会心プレーに最敬礼だ。ツアー自己ベストタイの「64」をマーク。後続と8打差のトータル12アンダー・単独トップに立つ吉田優利に対し、「8アンダーでしょ? やばいですよね。考えられない」。ともに米ツアーで戦う1学年下の戦友を称えた。
前半からバーディラッシュを見せた吉田に対し、渋野は粘りのゴルフを展開。1番パー4では「脱力で打とうと思ったら、あまりにも脱力しすぎた。あれより右にいく人いないでしょ(笑)」とティショットを曲げ、林の中へ。レイアップ後の3打目もグリーンに乗らず、ダブルボギー発進となった。

それでも「ダボだったから開き直れた」と気持ちを切り替えた。3番では10メートル以上のバーディパットを沈めると、その後は2バーディ・1ボギーで前半を折り返した。

後半は「ひどいショットばかりだったので、難しかった」としたものの、なんとか1バーディ・1ボギーで「72」のイーブンにまとめた。日本ツアーでは2季ぶりの予選通過。トータル2アンダー・6位タイの好位置につけた。

ただ、首位の吉田とは10打差がついている。この紫CCすみれCは、2022年に「日本女子オープン」が開催された難コースで、渋野をはじめ、多くの選手が警戒を強めていた舞台。その中で、吉田だけが別次元のゴルフを展開した。

「このコースであれだけ(スコアが)出るって、考えられなかった。でも、優利ちゃんがゾーンに入ったときの怖さは本当にすごい。やっぱりレベル高いですよね」と、改めて脱帽した。

優勝は厳しい状況だが、「ゴルフは何が起こるか分からない。まだ上を目指します」と、簡単に白旗を上げるつもりはない。最終日に確かな手応えをつかみ、主戦場・米ツアーに弾みをつけたい。

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