ドラコンプロの教えで50ydアップ 13歳の“天才少女”須藤弥勒が日本ツアー3試合目「緊張感はそんなにないです」

<Vポイント×SMBCレディス 事前情報◇20日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6668ヤード・パー72>

米国女子ツアーの試合が中止になったことで、渋野日向子、勝みなみらをはじめとする米ツアー組6人が出場することでも注目を浴びている、今季2戦目の「Vポイント×SMBCレディス」。そこには“天才少女”と呼ばれる13歳のアマチュア・須藤弥勒(みろく)も参戦する。
大会最年少の13歳16日で出場した昨年の「ニトリレディス」、「ゴルフ5レディス」に続き、自身3度目の国内女子ツアー。「緊張感は1、2戦目と比べてそんなにないです。慣れっていうのかな? 何をやったらいいとか、どの手順で進めるかが分かるようになって、スムーズにできています」と冷静に準備をすることができている。

開催地は2022年に「日本女子オープン」を行ったほどの難コース。“硬・速”のアンジュレーションが強いグリーンが大きな特徴。プロパッティング選手権なども制するなど、パッティングは持ち味のひとつでもあるが、そんな天才少女でも「うねっていて、傾斜を読むのがすごく難しい」と頭を悩ませることになりそう。それでも「つける位置に寄っても全然違ってくると思う。うまくやれたら」と意気込む。

かねて定期的に指導を受けるドラコンコーチ・松本一誠プロの指導を受けながら、オフには飛距離アップに励んだ。「振りがプロに近いものになってきたんじゃないかな」と胸を張れる部分でもある。松本プロは430ヤードを飛ばす“ドラコン王子”で、須藤も「わたしのスイングの良いところをそのまま取り入れてくれています。根本は変わっていない」というスイングで、飛距離は昨年から50ヤードほど伸びた。

今大会で目指すのは予選通過。決勝ラウンド進出となれば、現行制度としては史上最年少の記録にもなる。父・憲一さんからは『やるべきことはしっかりやったんだから、楽しんでおいで』という激励ももらった。8カ月ぶりの国内ツアーで成長した姿を見せたい。(文・笠井あかり)

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