“エプソンルーキー”19歳・伊藤二花のパターへのこだわりとルーティン

19歳の伊藤二花が米女子下部のエプソン・ツアーを主戦場にする。昨年は日本ツアーで2度ローアマチュアにも輝いた逸材だが、予選会を経て、下部の出場資格を獲得した。12月にプロ転向を果たし、プロ1年目をエプソンルーキーとして歩み始めた。
印象的だったルーティンがある。それはグリーン上でのこと。ボールの後方線上でカップに向いて素振りをして、ボールに構える。そしてシャフトの上から下へと右手を沿わせると、お腹を押さえて、グリップを握る、というものだ。

これについて伊藤は「体を丸めたいからです」と説明する。「高校2年生くらい」から始めているルーティンで、体や肩を丸めることを意識づけることでストロークが良くなったことから続けているという。

さらに、パターは「全く同じもの」を2本持ち歩く。これは「壊れたり、ネックが曲がったりしたときのために」というが、練習グリーンには2本を持っていき、実際に使う1本を選んでいる。「ものは全く一緒だけど、グリップとか少し感覚が違うんです。なんか気持ち悪いな…ってときとか、違う方を試してみています」。

開幕戦は惜しくも予選落ちに終わったが、ここからフロリダ連戦が続く。絶対的なエースパターでバーディパットを次々と決めていってほしい。(文・笠井あかり)

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