
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、自身の将来について語った。2日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
現在65歳でレアル・マドリードでの第二次政権を迎えているアンチェロッティ監督に関して、現地では来シーズンに現役時代もプレーしたローマでの監督就任の可能性が伝えられている。同クラブは昨年11月にイヴァン・ユリッチ前監督を解任し、クラウディオ・ラニエリ監督が今シーズン終了までの暫定監督として就任し現在に至る。
しかし、その注目を集めるアンチェロッティ監督自身は「ローマでの思い出は素晴らしいものだ。しかし、未来のことは分からない。今はここ(レアル・マドリード)で満足しているし、契約もある。一生監督を続けることもできないからね」と自身の将来に言及。また現在のローマの指揮官についても「ラニエリは素晴らしい指導者であり、戦略家だ。クラブの環境をよく理解している。彼が良い仕事をしているのは驚きではないし、彼が完全に現場を離れることはないだろう」と言及するに留めた。
昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで優勝を飾り、自身が持つ最多優勝記録を5回に更新したアンチェロッティ監督の去就には、今後も注目が集まりそうだ。