通算21勝の“同郷の大先輩”がルーキー・吉田鈴に太鼓判 「今年すごく楽しみな、いい選手」

<PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ 最終日(一日競技)◇1日◇PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄県)◇7030ヤード(男子)、6289ヤード(女子)・パー72>

開幕を目前に控えた国内女子ツアーの“前哨戦”となるペアマッチで、国内男子ツアー通算21勝を誇る池田勇太が、18歳年下の同郷のルーキーに期待の言葉を送った。
池田がペアを組んだのは、昨年のプロテストに合格した吉田鈴。試合自体は、池田が「何個(バーディパットを)外したんだろうね~。2人で外し放題でしたね。難しいグリーンなんですけど、思ったように転がってくれなかった」と話すように、4アンダー・19位タイという結果に終わったが、2人とも楽しそうな表情が印象的だった。

ともに千葉県出身ということで、今回は“チーム千葉”が結成されることに。吉田は、「めちゃめちゃ緊張しました。頑張って話しかけたら応えてくれたので、ちょっと仲良くなったと思います」と話しニッコリ笑う。一方の池田も、「ラウンド中に、チーム千葉ということに気づいた。今野さん(吉田のコーチの今野康晴)とも懐かしい話をしながら。『昔プレーオフしたのは何年だっけ?』とかそういう感じで楽しかったですね」と、とにかくリラックスムードだ。

「沖縄でゴルフをするのも初めて」という吉田にとっては、同地で開催されるツアー開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」に向けても、いい予行演習になった。「グリーンにも慣れていないので、池田プロとラインを話し合ったのも勉強になりました」と、楽しみながら学べる時間になったようだ。

そんなルーキーを、大先輩は絶賛。「球の高さのコントロールもできていたので今年すごく楽しみな、いい選手じゃないかなと思いました」と太鼓判を押す。続けて「パターは良い日、悪い日があるけど、狙ったところに打てている。去年プロテストに受かったのが信じられないくらい、いいゴルフをしていたと思います」と、活躍を期待した。吉田にとっては、「コースマネジメントが細かくて、経験を積まれて何勝もされている方なので流石でした」とプロの姿を間近で感じられる時間になった。

『仲良くなれましたか?』という質問に、2人がまったく同じタイミングで「なれました!」と答えるなど、数時間で息もピッタリに。自信と経験を胸に、吉田は6日から始まる“デビュー戦”を迎えることができそうだ。

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