バルサ、レヴァークーゼンの独代表DFターの来夏獲得へ交渉継続…本人は加入を希望?

 バルセロナがレヴァークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得を狙っているようだ。13日、スペイン紙『マルカ』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在29歳のターは屈強な体格のセンターバック(CB)でハンブルガーSVの下部組織出身。2013-14シーズンにトップチームデビューを飾ると、デュッセルドルフへのレンタルを経て、2015年夏にレヴァークーゼンへ加入し、ここまで公式戦通算386試合に出場している。シャビ・アロンソ監督の下では3バックの中央を務め、昨シーズンはブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。

 昨年夏にはバイエルンからの関心が報じられたものの移籍は成立せず、今シーズンもここまで公式戦33試合に出場するなど主力として活躍。しかし、現行契約は6月末で満了となり、新契約締結の目処も立っていないことから、来夏の退団が既定路線と見られている。

 そんなターに以前から熱烈な関心を寄せているのがバルセロナだ。同クラブは昨年夏にも獲得を画策していたが、財政難に伴い移籍金の支払いが困難だったため断念。しかし、今シーズン終了後にはフリートランスファーでの獲得が可能なため、デコSD(スポーツディレクター)は夏の移籍市場に向けて準備を進めているという。ターの代理人を務めるピニ・ザハヴィ氏との交渉が現在行われており、選手本人はバルセロナ加入を望んでいるとも報じられている。

 バルセロナはCBに多くの戦力を抱えているが、仮にターの加入が実現すれば、スペイン代表DFエリック・ガルシアとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンは退団する可能性が高いと『マルカ』は指摘。また、契約期間を2031年6月末まで延長したウルグアイ代表DFロナルド・アラウホについても、売却の可能性が完全に排除されたわけではないようだ。

 なお、ターに対してはバイエルンが引き続き関心を寄せているほか、インテルも獲得に興味を示しているとも報じられている。

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