「上下関係を意識しすぎず…」U20日本代表の19歳主将DF市原吏音がアジア制覇へ決意「優勝させるのが自分の役目」

 中国・深圳で開催される『AFC U20アジアカップ中国2025』のU-20日本代表に選出されたRB大宮アルディージャ所属DF市原吏音が13日にオンライン会見に登壇した。

 2025年9月開催の『2025 FIFA U-20ワールドカップ』出場権をかけたアジア杯に臨むU-20日本代表。予選から引き続き本大会でも主将に任命された市原は、「キャプテンについては中国に来る前から少し監督から言われていて、僕自身もやるつもりでいました」と就任までの背景を明かし、「予選も(キャプテンマークを)自分が巻いているので、キャプテンになったからといって、特に新しいことをやろうとは思っていないです。今まで通り、声を出して引っ張ること、全試合出て優勝させることが自分の役目なので、いいコンディションを維持して、いいパフォーマンスにつなげていけたらと思っています」と意気込みを語った。

 今大会のメンバーは、最年少17歳から年齢制限の20歳まで、高校、大学、プロ(Jリーグ、海外クラブ)から招集されている。“世代別代表”をまとめる役割を担う19歳の市原は、「下から上まで3学年違うなかで、上下関係を意識しすぎてやると良くないと思うので、『ピッチに立ったらフラットだよ』と伝えたいと思います」と語り、「自分より上の年代もいますし、2個下もいたり、海外でやっている選手、大学、高校、プロといろいろなチームでやっている選手がいるなかで、自分は少なからず経験させてもらっている立場ですし、(トレーニングパートナーとして)A代表の方にも参加させてもらっているので、それを還元できればと思っています。全員とコミュニケーションを取るというのは絶対です。上手くいってない、悩んでいる選手がいれば、自分が引っ張りあげたいし、チームの輪に入れてあげるのが“キャプテン”ですし、自分の人柄的にも合っているのかなと思います」と、主将としての責務を語った。

 U-20日本代表の初戦U-20タイ代表戦は、日本時間2月14日(金)18時15分キックオフ予定。市原は「(選手同士の)仲も良いし、“チームになってきている”感覚もあるので、このままもう1個、2個強いチームになって、明日を迎えたいです」と初戦での必勝を誓った。 

【プレー動画】U20日本代表DF市原吏音のプレー集(Jリーグ)

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