谷川萌々子、バイエルンでの初ゴールは圧巻のスーパーミドル！…ドリブル突破からアシストも記録

　バイエルンに所属する日本女子代表（なでしこジャパン）MF谷川萌々子が、国内カップ戦で躍動した。

　2005年5月7日生まれで現在19歳の谷川は昨年1月に欧州屈指の名門バイエルンへ加入。スウェーデン1部に所属するローゼンゴードにレンタルされると、シーズン開幕から9試合連続ゴールをマークするなど傑出したパフォーマンスを披露し、リーグ優勝の立役者に。通算16ゴールで得点王に輝くだけでなく、最優秀MF賞と最優秀ブレイク選手賞も受賞し、昨年11月にバイエルンへの復帰が発表された。

　先日バイエルンでのデビューを飾ったばかりの谷川は、現地時間12日に行われた女子DFBポカール準々決勝のフランクフルト戦に85分から途中出場。1－1で迎えた93分、ボックス左角付近から細かいタッチのドリブルで対峙した相手DF3人を華麗に抜き去り、最後は左足のクロスで勝ち越しゴールをアシストした。

　さらに104分には、ボックス手前中央でパスを受け、右足のキックフェイントで相手DFを冷静にかわし、そのまま左足を一閃。放たれた強烈なシュートはクロスバーを叩いてからネットを揺らし、谷川にとっては嬉しいバイエルンでの初ゴールとなった。バイエルンはその後も1点を加え、4－1で勝利し準決勝進出を決めている。なお、フランクフルトの千葉玲海菜は106分からピッチに立った。

　なでしこジャパン初の外国人指揮官となったニルス・ニールセン監督の初陣となる2025 SheBelieves Cupのメンバーにも名を連ねた谷川。オーストラリア、コロンビア、アメリカとの3連戦での活躍にも期待がかかる。

【躍動】谷川萌々子が1ゴール1アシストの大活躍でバイエルンの勝利に貢献！
■DFBポカール準々決勝