全日本テレビ番組製作社連盟、フジに要望書提出「即倒産につながるケースも容易に想定」

【モデルプレス=2025/02/06】東京・大阪の主要テレビ番組製作会社約120社が加盟する「一般社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟」(ATP)が6日までに、公式サイトにて「フジテレビへの要望書」として、レギュラー番組の通常予算や本数の確保などを求める要望書を提出した。

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◆全日本テレビ番組製作社連盟、フジテレビに要望書提出

APTは「いま、テレビ業界はかつてない激震に見舞われています」「今回の中居氏トラブルに端を発する事案を業界全体として信頼回復に取り組むべき重要課題であると認識しています」とフジテレビと中居正広が関与していたとされるトラブルについて言及し、「日々番組を送り出す製作会社の使命を十全に果たすため、あえてこの書面をしたためる次第」と説明。「番組の中止や広告の差し替えにともなう自主返金作業などフジテレビを大きく揺るがす事態に対して、ATPには会員社から数多く不安の声が寄せられています」「零細企業も多いATP会員社にとって、番組終了や発注キャンセルが即倒産につながるケースも容易に想定されます」と指摘し、4月改編を目前にATPとして「レギュラー番組の通常予算や本数の確保」「局の都合による休止や仕様変更にともなう作業への対価の補償」「予算一律カットなどを行わず双方で適正な製作取引を目指す」「4月編成の見通しを早期に提示いただく」と4つの項目について特段の配慮を要望した。

そして「ATP40年の歩みを振り返れば、フジテレビの番組から日本のコンテンツ産業を支える製作会社の多くのトップクリエイターを輩出できた事は私たちの誇りでもあります」とし、「その豊かな製作土壌を将来にわたって維持するためにも、信頼の早期回復を切に願っております」とコメント。「要望をご理解いただき、何卒ご配慮のほどよろしくお願い申し上げます」と記した。(modelpress編集部)

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