渋野日向子が今季初戦、開幕3日前は吉田優利とラウンド 日本勢13人がコースに集結

<ファウンダーズカップ 事前情報◇3日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>

いよいよ米4年目のシーズンが始まる。開幕3日前の月曜日に、今季初戦を迎える渋野日向子が練習ラウンドを行った。
霧によりマンデートーナメントのスタートが2時間30分遅れた影響で、選手らが練習ラウンドできるのは午後2時からに変更された。渋野は昼前にコースに到着すると、2月にもかかわらず気温は28度を超える暑さのなか、練習グリーン、レンジでウォーミングアップ。これが今季初戦になる日本勢は多く、「ひさしぶり~」と顔を合わせながら談笑する場面もあった

そして吉田優利とともに1番からティオフし、アウト9ホールを確認した。クラブ契約フリーになったことを明らかにしており、クラブはまだ調整中というが、様々なメーカーのクラブをバックイン。キャップ正面には新たにアディダスのマークが付けられ、バッグはレクサスという装いだった。

昨年は同コースで行われた2戦目をスキップし、「ホンダLPGAタイランド」を自身の初戦にしていた。CMEグローブ・ポイントランキングは64位で、最終戦の出場はわずかに逃したが、カテゴリー1の“シード選手”に復帰。2019年「全英AIG女子オープン」以来の海外2勝目、ツアーメンバーとしての初優勝を目指す新シーズンになる。

昨年の米最終予選会(Qシリーズ)をトップで通過した山下美夢有も現地で調整。この日はラウンドせず、練習のみとなった。キャップ正面には契約を結ぶ『Bioré UV』がつけられるという変化も見られた。岩井明愛、千怜のツインズもコースで準備を進めている。

過去2シーズンの優勝者のみが出場できる開幕戦に出場した竹田麗央、古江彩佳、笹生優花も、車で3時間ほどの移動があって到着。昼頃に到着した竹田は疲れを見せずに9ホールを回った。

馬場咲希はマンデートーナメントに出場したが9位で、上位2名に与えられる出場権を得られず。それでもウェイティング1番手につけており、初日まで朗報を待つことになる。

過去最多の13人が出場する米国女子ツアー。選手それぞれが精力的に準備を進めている。(文・笠井あかり)

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