佐渡充高&レックス倉本が語るマキロイの“変化”「これまでは考えられなかった」

<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 最終日◇2日◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6972ヤード・パー72>

米国男子ツアーのシグネチャー大会は首位と1打差で出たローリー・マキロイ(北アイルランド)が1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル21アンダーまで伸ばし、今季自身初戦でツアー通算27勝目を果たした。中継したBS10(BS10ch)で解説を務めた佐渡充高、実況・レックス倉本が大会を振り返る。

マキロイは同郷で無二の親友であるシェーン・ローリー(アイルランド)とともに、首位から1打差の2位タイで最終日を迎え、最終組でプレーした。

3日目のラウンド後、「今年はミスを最小限に抑えることが目標。ボギーフリーのゴルフを目指したい」と語っていたマキロイは、最終日は2番と7番でバーディを先行させたが、8番では寄せワンに失敗し、ボギーを喫した。

しかし、後半は10番のバーディーから一気に勢いづき、12番で再びバーディ、14番ではイーグル、15番でもバーディを奪取。ロングショットもグリーン周りもグリーン上も、ほぼノーミスに近いゴルフを披露し、勝利ににじり寄っていった。それでも最後まで気を抜かず、2位に3打差で迎えた18番(パー5)でも、ティショットをアイアンで刻むなど、手堅くパーで収めて勝利した。

解説を務めた佐渡は、「これまでマキロイは西海岸であまりプレーをしてこなかったので、ペブルビーチでは過去あまり成績は良くなかった。あと、象徴的だったのは、最後の18番でティショットでドライバーを握らなかったことかなと思います。これまでのマキロイでは考えられなかった」。いつも失敗を怖がらずアグレッシブにプレーするマキロイに“変化”があったと話す。

「『今年はミスを最小限に抑えることが目標』と話していたけど、それを有言実行していましたね。マキロイのプレーの幅が広がったと思います」と続けた。

実況のレックス倉本も「いつものマキロイとは違う顔を見ることができましたね。35歳になって、今まで地道にゲームの底上げをしたきたマキロイの本当の実力が発揮された。すごく見応えのある1週間だったと思います」と結んだ。

BS10では今夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。週末2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。

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