数センチの差で流れに乗れず 古江彩佳はショットにも不満顔「ちょっとイマイチ」

<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目◇31日◇レイクノナG&CC(米フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>

上位浮上を目指した古江彩佳は、2バーディ・2ボギーの「72」と、スコアを伸ばすことができず。トータル1アンダー・17位タイに後退した。27回から31回に増えたパッティングだけでなく、パーオン率が72%に増えたショットにも不満。「ストレスが多かった」と一日を振り返った。

10番からスタートして、獲りたい15番パー5でアプローチのミスからボギー。16番では1メートルにつけてバウンスバックとしたが、それ以降はバーディパットがカップに沈まなかった。

18番では8メートルのバーディパットがラインに乗るも数センチ足りず。折り返し直後の1番でもわずかにショートした。「オンライン(ラインに乗っている)だけどあと数センチ、っていうパッティングが多かった。ちょっともったいなかった」。重いと感じている速さのフィーリングをつかみ切れなかった。

終盤に差し掛かる6番パー3でやっと奪った2つ目のバーディは、ラフからのチップインだった。左足上がりのライで簡単ではない状況から、「うまくイメージしながらできた」というランニングアプローチ。カップインして同組のセレブとハイタッチで喜んだが、ホールアウト後には悔しそうな表情を浮かべた。

4~5メートルにつけていたショットも、古江にとっては物足りない。「“ミドルパット”につけれたところは多かった。(ショットは)イマイチっていう感じ。あまりピン筋にいっていない」。多忙のオフが明けたばかりの開幕戦とはいえ、高い精度を求める姿勢がすでにある。

感覚を確かめつつ、「試合をやっていくなかのスイングに慣れていくしかない」と残り2日に向けての修正ポイントを話す。「しっかり上を見て頑張っていきたい。あとは自信を持ってできたら」。メジャー覇者として出場するエリートフィールドで、実力を存分に発揮したい。(文・笠井あかり)

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