新指揮官探すドルトムント、オーストリア代表のラングニック監督に接触か…コヴァチ氏らも候補に

 新指揮官を探すドルトムントがオーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督に接触したようだ。28日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 エディン・テルジッチ元監督が昨シーズン終了後に退任したドルトムントは、クラブOBでもあるヌリ・シャヒン氏を指揮官に据え、2024-25シーズンをスタートさせた。しかし、序盤から不安定な戦いが続き、ここまで19試合を消化したブンデスリーガでは7勝5分7敗の11位に低迷。チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節のボローニャ戦に敗れて公式戦4連敗を喫すると、シャヒン前監督の解任を決断した。

 現在はU-19チームを率いるマイク・トゥルベリ氏が暫定的にトップチームを率いつつ、新指揮官探しに着手。今回の報道によると、かつてライプツィヒやマンチェスター・ユナイテッドを指揮し、現在はオーストリア代表を率いるラングニック監督も新指揮官候補に浮上しているようだ。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)とラース・リッケンSD(スポーツディレクター)は、ザルツブルクにて同監督と会談し、説得を試みたという。

 ラングニック監督とオーストリア代表の現行契約は今年の12月末まで。ドルトムントは即時就任に加え、今シーズン終了後の就任についても話し合ったが、現時点ではオファーが拒否される可能性が高いという。

 一方で、かつてバイエルンやヴォルフスブルクを率いたニコ・コヴァチ氏に対しては、今シーズン終了までの短期契約を打診する可能性がある模様。また、現在シュトゥットガルトを率いているセバスティアン・へーネス監督については、今シーズン終了後の招へいが検討されているようだ。

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