
マンチェスター・ユナイテッドは、チェルシーに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクの獲得に関心を示しているようだ。24日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
現在27歳のエンクンクは、2019年夏から4年間プレーしたライプツィヒで公式戦通算172試合に出場し、70ゴールを挙げるなど活躍。2023年夏に移籍金6000万ユーロ(約98億円)でチェルシーに完全移籍したが、ケガで出遅れると、定位置確保に苦しみ、今季プレミアリーグでは18試合の出場で先発3回にとどまっている。
エンクンクに対してはバイエルンが獲得に関心を示し、バイエルンとエンクンクは個人面の条件で大筋合意に至ったことが報じられていた。一方、チェルシーとのクラブ間交渉では、バイエルンに所属するU-21フランス代表FWマティス・テルがトレード要員になると噂されていた。しかし、テル自身がバイエルン退団を望んでおらず、両クラブの話し合いには何の進展も見られていないようだ。
そんななか、マンチェスター・ユナイテッドもエンクンクの獲得に向けて、チェルシーと接触しているようだ。なお、チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョをリストアップしており、エンクンクとガルナチョのトレードが議論されていることも『スカイ』は指摘している。