ミラン、マンC退団希望のウォーカーと個人合意か…イタリアではCB起用の可能性あり

 ミランが、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーと個人合意に達した模様だ。現地時間16日、イタリアメディア『calciomercato.com』が伝えている。

 現在34歳のウォーカーは、2017-18シーズンからマンチェスター・Cでプレー。公式戦通算319試合に出場し、6ゴール23アシストをマークしてきた。マンチェスター・Cではプレミアリーグ優勝6回(2017-18、2018-19、2020-21、2021-22、2022-23、2023-24)、FAカップ優勝2回(2018-19、2022-23)、カラバオカップ優勝4回(2017-18、2018-19、2019-20、2020-21)、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回(2022-23)など、数々のタイトルを獲得している。だが、今季は先発起用の機会が減少。不安定なパフォーマンスからしばしば批判を浴びている。

 現地時間12日には、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアがウォーカーのミラン移籍の可能性を報道。同11日に行われたFA杯3回戦のサルフォード戦(〇 8-0)後、メンバー外となった同選手についてジョゼップ・グアルディオラ監督が「2日前、カイルは海外でプレーする選択肢を探したいと申し出た」と明言したことを伝えていた。

 今回、『calciomercato.com』が伝えたところによると、ウォーカーは総額800万ユーロ(約12億8,000万円)でミランと個人合意に達したという。契約期限は2027年6月30日までとなる模様。サウジアラビア方面からも関心を持たれていたが、ウォーカーはミランでのプレーを希望しているようだ。ただし、『calciomercato.com』によると、この条件はマンチェスター・Cがウォーカーとの現行契約を解除し、フリーで加入できる前提のものだという。

 右サイドバックを主戦場としているウォーカーだが、ミランはセンターバックで起用する方針だという。“鉄人”の愛称でも親しまれるベテランの去就は大詰めを迎えているようだ。

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