岩井明愛・千怜ツインズが「愛着が湧くドライバー」と米国へ ヨネックスは強力バックアップを約束

岩井明愛、千怜のツインズが15日、都内で行われたヨネックス新製品発表会に登場。30分間のトークショーのあと取材に応じ、新シーズンへの意気込みを語った。
小学生の時から愛用するヨネックスとの用具使用契約を更新し、同社のギアとともに米国女子ツアーに挑むことを明らかにした。「一番は人が温かいです。みなさんとにかく優しくて、会場でもプレーしやすいようにサポートしてくださる。クラブもとても心強い。飛距離が出るドライバーが一番好き」(明愛)と更新の決め手を話した。

昨年から“岩井ツインズモデル”のドライバーが展開されている。ともに『ヨネックス EZONE GT Type-S』を使用しているが、ヘッドが明愛はターコイズブルー、千怜はマゼンタピンクに塗装された特注モデル。「提案したらすぐ作ってくださった。愛着が湧くドライバーで、直ドラでもちょっとだけ有名になったかな(笑)。いい場面を皆さんにお見せできました」(千怜)と感謝。“明愛の青、千怜のピンク”、そして“直ドラ”はツアーでもおなじみになったが、このオリジナルカラーとともに、新天地へと挑むことになる。

ヨネックスサイドも海外でのサポート体制について準備を進めている。ツアーバンとの契約を進め、米国子会社と英国子会社のスタッフがツアーに帯同しながらサポートする予定だ。実は、昨年の米最終予選会(Qシリーズ)でそのスタッフが実際にサポートをしていたが、英語での会話は「全然(できなかった)。ほぼジェスチャーで」という状況でも、意志疎通をしながら楽しそうに調整する姿があった。新シーズンの転戦においても、力強い援軍になることは間違いなさそうだ。

実家で年越しをすると、1月上旬からはタイ合宿を行った。体作りをメーンに過ごし、「8日連続トレーニングということが今までなかった。鏡をみたらムキムキになっていて、飛距離も伸びている感じがあった」(千怜)と順調に調整を進めている。

ふたりの今季初戦は2月6日開幕の「ファウンダーズカップ」(米フロリダ州)になる予定。ともに「どの試合でも勝ちたい」とルーキー優勝へ意気込みながら、「笑顔で楽しく、ケガなく」(明愛)、「シード権を獲得できるように頑張ります」(千怜)とファンに活躍を誓った。(文・笠井あかり)

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