日本勢3人の米ツアールーキーは“ホロ苦デビュー” 賞金王・金谷拓実は「修正したい」

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 初日◇9日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

今季から米国男子ツアーを主戦場にする3人の日本勢ルーキーたちは、いずれも“ホロ苦デビュー”となった。
昨年の予選会を突破してツアーメンバー入りを果たしたのが、2024年日本ツアー賞金王の金谷拓実。ただ、2バーディ・2ボギーのパープレーで暫定88位タイとやや出遅れた。

しかし、2オンに成功した最終18パー5ではイーグルパットが惜しくも外れたものの、楽々のバーディフィニッシュ。「(2ボギーだった)前半はなかなかいいプレーができなかったけど、後半は少しずついいプレーができた。あす、いいラウンドになるように頑張ります」と、2日目につながるホールになった。

フェアウェイキープ率は64.29% (9/14)で24位、パーオン率は83.33% (15/18)で10位につけるなど、ショットはまとまった。ただ、チャンスにつく機会が少なく、「そこらへんは良くない。風があるなかでも自分のスイングができるように修正したいと思います」と、しっかりとかみ合わせていく。

昨季のDPワールド(欧州)ツアーで、ポイントランキング16位に入り出場権を得た星野陸也も、金谷と同じ暫定88位タイで2日目に向かっていく。「ちょっと緊張しましたね。なぜかは分からないですけど」という初戦は、5バーディ・5ボギーと出入りの激しいゴルフになってしまった。

なかなかショットが安定せず、「ギャラリーの人にずっと当たらないか心配で。すみません!って思いながら打ってました」と苦笑い。ここの調整が、2日目以降の結果を左右することになりそうだ。

そして、昨季、米国男子下部コーンフェリー・ツアーのポイントランク25位で昇格を果たした大西魁斗は、2オーバーの暫定121位タイ。あすは予選カットラインを意識しながらのプレーになる。「いいショットは打てていたので、そこはいい。取りたいところで取れなかったのがきょうの流れの第1ポイントかなと思います」と、一日を振り返った。

風が徐々に弱まった終盤でしっかり伸ばせなかったことは後悔。それでも、「雨も降ってきたし、(暗くなって)芝目が見えなくなったら嫌だった」という中でしっかり18ホールを回りきったのは、翌日のことを考えても大きい。

「どの試合でも緊張してますね。でも、きょうが特別という気持ちはあまりなかったかもしれません」。この日の18ホールで、しっかりと地に足もついた。「いいショットも打てている。あすは流れに乗れればいいですね」。2年ぶりの出場。その23年は予選落ちしているだけに、まずは4日間を走り切りたい。

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