バイエルン、“重鎮”ミュラーとの契約延長を検討か…給与は大幅削減の可能性?

 バイエルンが元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーとの契約延長を検討しているようだ。8日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在35歳のミュラーはバイエルンの下部組織出身で、2008年8月に18歳でトップチームデビューを飾った。以降は前線の主軸として活躍を続け、ここまでクラブ史上最多の公式戦通算729試合に出場。246ゴール271アシストをマークし、ブンデスリーガ11連覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む合計32個ものタイトル獲得に大きく貢献している。

 今シーズンもここまで公式戦22試合に出場し4ゴール3アシストを記録しているミュラーだが、キャリアは終盤に差し掛かっており、昨夏のEURO2024終了後には歴代3位のキャップ数を誇るドイツ代表からの引退を決断。バイエルンとの現行契約も6月末で満了となることから、去就には注目が集まっている。

 今回の報道によると、バイエルンはミュラーとの契約期間を2026年6月末まで1年間延長することを検討しているという。クラブは同選手のピッチ内外における重要性を認識しており、来シーズンもスカッドに留めておきたいと考えているようだ。一方で、契約延長に向けてはミュラー自身の意思が前提条件となるものの、現段階では明確なシグナルは受け取っていないため、未だ新契約の提示には至っていないと報じられている。

 なお、新契約を締結する場合、ミュラーは推定1900万ユーロ(約31億円)とされている年俸の大幅な削減を受け入れる必要があると『スカイスポーツ』は指摘している。

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