鈴木彩艶がノイアーの“後継者”候補に?…バイエルンがブライトンGKらとともに動向注視か

 パルマ・カルチョに所属する日本代表GK鈴木彩艶に対し、欧州屈指の名門バイエルンが関心を寄せているようだ。30日、ドイツ紙『シュポルト・ビルト』が伝えている。

 バイエルンでは2011年夏にシャルケから加入した元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが絶対的守護神として君臨しており、今シーズンもここまで公式戦19試合に出場している。しかし、同選手は来年3月で39歳となり、クラブとの現行契約は同年6月末で満了に。契約延長は現実味を帯びているものの、中長期的な将来を見据えた上での“後継者”探しは、バイエルンにとって喫緊の課題となっている。

 現在シュトゥットガルトへレンタル移籍中のドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベルがその最有力候補と目されているが、今シーズンの公式戦23試合で39失点を喫している28歳への信頼はやや揺らいでいる模様。以前から関心が報じられているブライトン所属のオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンに加え、今夏に加入したパルマ・カルチョで正GKに定着した鈴木も現在バイエルンの獲得候補リストに名を連ねているという。

 2002年8月21日生まれで現在22歳の鈴木は浦和レッズの下部組織出身で、2021年3月に18歳でトップチームデビューを飾った。2023年夏にはシント・トロイデンにレンタル加入すると、約半年後に完全移籍へ移行し、公式戦通算32試合に出場。今夏にはセリエA昇格組のパルマ・カルチョへ活躍の場を移し、ここまで17試合でゴールマウスを守っている。

 なお、長らくノイアーのバックアッパーを務めているドイツ人GKスヴェン・ウルライヒはクラブと新契約を締結する見込みとのこと。また、昨年夏に加入したイスラエル代表GKダニエル・ペレツについては、今シーズン終了後にレンタル放出される可能性が高いようだ。

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