リー・トレビノが劇的ホールインワンで高額賞金をゲット！ PGAツアーが来季スキンズゲーム復活を発表

米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。来季にはスキンズゲームが2008年以来、17年ぶりに復活することを記すと、かつてジャック・ニクラス、アーノルド・パーマー、リー・トレビノ、ファジー・ゼラー（いずれも米国）の4人で戦った時の劇的なサヨナラ・ホールインワンを動画で公開した。
1枚目の写真には「2025年、スキンズゲームが帰ってくる」と表記。スキンズゲームとは、各ホールで1人だけが他のプレーヤーよりも良いスコアを出した時にのみスキン（賞金）を獲得。2人以上が同スコアの場合、スキンは次のホールに加算されていく。時には1つのホールに高額の資金がかかることもあるゲームだ。

このスキンズゲームの復活が決定すると、投稿では「さらに象徴的な瞬間が待っている…1987年、リー・トレビノの劇的なサヨナラ・ホールインワンで勝利したときのような」とファンの期待を大きく煽っていた。

続く動画では、11ホール分のスキンが持ち越されたショートホールで、浮島グリーンを狙うトレビノのティショットが映されている。ピンそばに落ちたボールはそのままカップイン。高額賞金を獲得し大逆転を果たしたトレビノは両手を挙げて大喜びするとキャディとハグ。その場でインタビューも始まった。

今の気持ちを問われたトレビノは「まだボールが飛んでいる時に、ジャック（ニクラス）が『あれは素晴らしいよ、あれ以上のショットは出来ないね』っていうんだ」と会心の一打を喜んだ。そのまま3人に歩み寄ると笑顔で握手。ここでもニクラスは「ナイスショットだったよ」とトレビノを称えていた。

この後は、グリーンでカップの中にボールを発見して安どの表情を浮かべるお茶目な姿や、放送席で「あれは2回目のホールインワンだよ。妻が喜んでいた、それだけは言っておきます」と笑顔で語るシーンなども公開されていた。

来季のスキンズゲームの詳細はまだ明らかにされていないが、新鮮なスタイルでの大会の開催を楽しみに待つ声は、コメント欄にもすでに数多く寄せられていた。