タイガー・ウッズ主催大会で世界ランキングポイントが貰えない選手も… いったいなぜ?

オフシーズンを迎える前に例年開催されているタイガー・ウッズ(米国)が主催する「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」。今年の世界の精鋭20選手がバハマに集結、非公式大会ながらもPGAツアーが全面バックアップし世界ランキングポイントの対象試合となってきた。しかしながら、今年1月から施行された世界ランキングのシステムの変更が影響し、今年は20選手中、下位で終了した選手はポイントが獲得できない。
変更された「出場選手が80名以下の大会では新しいポイント配分」に該当し、上位がポイントを多く獲得する一方で、予選カットのない大会では、下位15%の選手はポイント獲得なし、というもの。今年の優勝者には昨年の30ポイントから1ポイント多い31ポイントを獲得する。

今年のヒーロー・ワールド・チャレンジの出場選手は、世界ランキング1位でディフェンディングチャンピオンのスコッティ・シェフラー(米国)は出場しているが、2位のザンダー・シャウフェレ(米国)、3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、4位のコリン・モリカワ(米国)が揃って欠場。上位5位中、シェフラーと5位のルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)の2人だけで、全体のフィールドポイントでは昨年の130より低い117となった。

今週サウジアラビアで開催されているアジアンツアーの「PIFサウジインターナショナル」にはホアキン・ニーマン(チリ)やキャメロン・スミス(オーストラリア)が出場、同大会のポイントは123でヒーロー・ワールド・チャレンジを上回った。(文・武川玲子=米国在住)

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