ウクライナ軍“最新自爆ドローン”を取得「オペレーターからの指示なしでも攻撃可能」どうやって?

Xウイングが特徴的な自爆ドローン。

自爆ドローン側がオペレータの指示を受けずに判断

 ヨーロッパの大手防衛AI企業のヘルシングは2024年12月2日、新型自爆ドローンHX-2を発表しました。

 HX-2は、電気動力を使い約220km/hで推進するXウィング型の精密兵器で、最大射程約100kmとのことです。 通常の自爆ドローンとの大きな違いが、AIがオペレーターのサポートなしで目標を選定できる点です。 高度なオンボードAIにより、たとえオペレーターなどから信号や継続的なデータ接続がなくても、電気工学カメラや赤外線カメラを駆使し、機体のAI目標を探索、再識別し攻撃する能力を有する機体です。 ヘルシングの共同創業者であるグンドベルト・シャーフ氏は、「NATOは欧州東部の完全性を守るための技術を緊急に必要としています。ヘルシングでは精密質量を通じてNATOに優位性を与えるために投資してきました。 HX-2は、人間による完全な制御と監視を維持しながら、ソフトウェアとAIを通じて自律性を提供します」と発表しています。 また、高性能でありながら、HX-2は大量生産可能であり、従来のシステムよりも単位コストが大幅に下がるように設計されているそうです。生産された機体は2024年12月から、ウクライナ軍に月に数百機単位で納入が開始され、最終的には約4000機を受け取る予定になっています。 なお一部報道によると、すでにプロトタイプ機が実戦でテストされたという噂もあります。

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